拾った猫をお風呂にいれてもいいかどうか?

拾ってきたネコというのは、たいてい汚いです。

子猫の場合、段ボールなどに閉じ込められて捨てられていたり、ドブの中から見つかったり、はたまた何日も放浪の果てに保護されたり、様々。

人間は、まず洗いたくなるものです。洗って、キレイにしてあげたくなります。

ですが、お風呂と思う前に、まずは順序を考えてから、お風呂に入れるようにしましょう。これは、真冬に猫を拾った私の、いまだにごめんね~と思っている反省点と、最近教えてもらったことから、お風呂のタイミングは難しいなぁと思う部分です。

駆虫が先かお風呂が先か

大抵の拾い猫さんには、虫がいます。

ポピュラーなところでいくと、耳ダニです。特に冬などは、猫の身体が温かいため、放浪して野外生活をしているうちに、耳ダニが寄生して、ちいさな家庭をはぐぐんでいます。

また見るからに皮膚病だったり、外傷がある場合、その部分に寄生しているムシがいたりして、目を伏せたくなるような、気の毒な姿でいることも多々です。

このような場合、お風呂を優先させると、お風呂に入れてから駆虫まで、若干時間がかかることになります。風邪をひかないようにお風呂に入れて、慣れない場所の保護にもなりますから、様子を見て2~3日。それからやっとワクチンなり駆虫などができる状態になります。

また冬場の保護の場合、温かい日を選んで洗う必要があること、ドライヤーなどはものすごく怖がる猫が多いですので、タオルドライをすることが、精いっぱいになることもよくあります。そのあとは自然乾燥任せになりますが、慣れない場所でプルプルおびえている子は毛づくろいする余裕もなく、乾くまで時間がかかり、風邪をひいていたりなんかすると、余計悪化させて、悪循環を招くのです。

ですので、私の場合は、お風呂よりも、駆虫と、いまいる場所に慣れてもらうことが先決です。

駆虫ができれば、家の中で安心してケージなどに入ってもらうこともできます。拡散しても困ってしまいますからね。

レボリューションや先生の処置で駆虫をしてから4~5日、風邪をひいている場合は、風邪を治すことが先、ミミダニやノミ、回虫の場合は薬の後、1週間後の再検査でOKをもらってから、体調のいい時をみはからって、やっとお風呂に入ってもらうようにしています。

お風呂嫌いな猫たち

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猫は、そうです。イメージ通り・・・お風呂が、お水が大嫌いです。

下手をするとパニックになります。お風呂の中でピンボールのように跳ね回り、湯船にドッポンということも珍しくはありません。人間も裸でいると、パニックになった猫の踏み台や下敷きになって、流血騒ぎになることも、あります。猫たちには、全く悪気はありません。

猫によっては、もちろん、お風呂が好きな子もいます。

お風呂に入れるコツ

お風呂を嫌いにならないためには、最初の1回目が肝心です。最初に怖いと思わせると、ずっと嫌いです。

シャワー音を怖がることが多いので、あらかじめ湯船に猫の足がつくぐらい(落ちても大丈夫な量)のお湯を張っておき、洗面器にいくつかお湯を汲んで準備しておきましょう。

シャワーを使う場合は、できるだけ身体から離さず、近い距離であててあげるようにします。

お湯につけるときは、とにかくゆっくりと、おどかさないように、静かにするのがコツです。

人間は、腰を痛めないように気を付けましょう。また、ものすごい量の毛が抜けますので、お湯は使い切りがおススメです。

お風呂の頻度について

猫に詳しい方に伺ったのですが、短毛の子は自分でグルーミングするので、長毛の子のように必ずしも入れなくても大丈夫とのことです。

ただ、中毛、長毛の子は話は別で、1~2か月に1度程度、毛が脂っぽくなってべっとりしてくるので、お風呂の入れて、専用のシャンプーで洗ってあげる必要があるとのこと。手玉などもできやすいので、毛玉はカットできる部分はカットして、お尻の周りの毛も長いところの処理をし、お風呂に入れてあげる必要があります。

お風呂の後は、しっかり乾かしましょう

水を吸ったモップのように、猫の体毛は水を含みます。

バスタオルが1~2枚水でべとべとになるくらい、水を含みます。とにかくしっかりタオルドライして、可能ならばドライヤーをかけてあげて、早く乾くようにしてあげてください。体温が下がり、体調を崩す原因にもなりかねません。特に冬場は水を含んだ猫の身体が冷えますので、温かい日を選んで、温かい部屋で乾かすお手伝いをしてあげてください。

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