子猫の避妊と去勢

避妊手術の是非について

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避妊手術の是非については、飼い主さんのお考えによって分かれると思うのですが、このサイトでは、去勢・避妊手術はする方でご紹介しています。

一般的に避妊手術後は、発情しなくなりますし、テリトリー争いなどのマーキング癖、マウンティングなどもなくなり、穏やかになります。望まれてない妊娠・繁殖をを防ぐためでもありますが、将来的な病気を招きやすい部分を切除するため、予防でと考える方もいらっしゃいます。まれに手術の方法によっては発情が残るという情報を目にすることもありますので、手術の内容をあらかじめ聞いておくのも良いでしょう。

全身麻酔で手術をすることになり、短時間で終わる手術とはいえ、まったくデメリットがないわけでもありません。あからじめよく動物病院の先生と話をし、解らないことは聞いて、この先生なら任せられると思う動物病院で手術を受けることをおススメします。

オスの去勢手術

オスの避妊手術の場合、普通はお腹を切開する方法ではありませんので、術後の経過も比較的軽いです。時期は最初の発情を迎える前がおすすめです。生後6か月ころから可能になりますが、体重が少なく身体が小さい猫の場合、大きな負担になり成長への悪影響がでる懸念もあります。急がない場合は、9~12か月前頃が体力的にもよいとされています。

メスの避妊手術

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メスの場合は開腹手術になります。卵巣、または卵巣と子宮を摘出します。

オス猫より回復に時間がかかり、グルーミングできる場所を切開しますので、エリザベスカーラーや術後服があると安心です。また切開部の毛を剃られてしまうので、かなり痛々しく毎回申し訳ないと思いますが、抜糸後(抜糸が必要ない場合もあります)ほどなくして生えてくると、全く目立たなくなります。

時期は発情を迎える前がベストですが、早い子では生後半年で発情を迎えることもあります。1度目の発情を見たら、次の発情までには済ませましょう。生後半年以降でだいたい手術可能な月齢です。


手術費用と手術にかかる時間

病院と性別よって大きく異なります。また自治体によっても、補助金をだしている場合もあるので、実際にかかる費用はかかる動物病院で聞くのが正確です。

オス猫、メス猫で比べると、メスのが費用がかかることがほとんどです。入院の有無は、これもまた病院によって大きく違います。私の病院は午前中に預け、問題なく終われば夕方の診療で迎えに行き、1週間後の診察で抜糸なので入院することはありませんが、前日に預けるところ、入院が必要なところなど様々です。

また手術前の食事を何時まで、お水は何時までとの指定があります。麻酔時に嘔吐の恐れがあり、嘔吐物での窒息を避けるためですので、厳守しましょう。万一食べた場合は、病院にその旨を伝え、指示に従ってください。

術後の経過

帰って来てすぐに元気な子、まだとろーんと、ぽーっとしている子、様々です。大抵翌日には動きだし、食事も摂るようになり、回復しますが、何日もうつろな状態が続く場合、うずくまったままの場合、明らかに元気がないと思う場合、早めに手術をした動物病院に相談してください。

うちの場合ですが、抜糸前のある日、いつもより元気がないなぁと思って患部を見たら、傷口が少し開いていて、閉じなおしてもらう処置をしてもらったことがあります。幸い発見が早く、内部が膿んでいたり雑菌が入るようなことにはなりませんでしたが、元気がないのはどこかに何らかの原因があると考えて、よく観察し、場合によっては病院へ連れて行ってあげてください。

避妊手術後の食欲増加による、体重の増えについて

避妊手術後によく食べるようになって、太ってきました、という飼い主さんのお話はよく伺いますし、うちの猫たちもそうだと思います。確かに太ってくると思います。

食べる量を減らすのもいいのですが、栄養が足りているのか足りていないのかが問題です。量が足りているなら量を加減してあげるのもいいでしょう。いきなり減らしてもおなかペコペコになりますから、少しづつ調整していくことをおススメします。

別の方法としては、エサの種類を変える方法もあります。うちでは、避妊&去勢後にお腹が目立ってきたため、通常のものではなく、ライトタイプに変更しています。ロイヤルカナンの袋に書いてあることの鵜呑みですが、この商品は17%オフとなっていますし、ライトに換えてからの効果は実感があるので、メインフードはライトタイプです。

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